どうして虫歯ができるの?
こんにちは!
暖かくなったり寒くなったりと体調を崩しやすい日々が続いておりますが、いかがお過ごしですか?
歯のクリーニングをしていると『どうして虫歯ができてしまうの?』という質問を頂きます。
虫歯は何歳になっても嫌なものです。人生100年時代、いつまでもご自身の歯で美味しくご飯が食べられるように、なぜ虫歯が出来てしまうのかを3回に分けて、対応策と共にお話したいと思います🍀
原因その1:口の中の細菌数
いわゆる虫歯菌は食べカスに含まれている糖分を糧にし、増殖します。
その時酸を作り出し、酸に弱い歯の成分(カルシウム、リン)を溶かしてしまいます。
虫歯菌の数を減らすことが歯を守るためには重要です🫶
では、虫歯菌の数を減らすためには?
・1人1人に合った正しい方法で歯磨きをする
歯の大きさ、歯の形、歯並び、お口の大きさ、頬の柔らかさ、歯の本数など、お口には個人差があり磨くコツも様々です。特に歯並びは治療の有無に関わらず、時間の経過と共に少しずつ変わっていきます。
今現在の自分のお口はどのようになっていて、どこが磨きにくいのかを把握することが大切です!
また、就寝中は唾液の分泌が減り、虫歯になるリスクが高まるので、寝る前にしっかりと磨く必要があります🪥✨
・歯間ブラシやデンタルフロスを使用する
歯と歯の間は歯ブラシでは届かず、全く汚れが落とせません。そのため、大人でも虫歯になりやすい場所です💦
歯と歯の間専用の道具(歯間ブラシやデンタルフロス)を使って綺麗に落とすよう心がけましょう🦷✨
・フッ素を使う
“フッ素”と聞くと歯を強くするイメージが強いかと思いますが、虫歯菌が酸を作り出すのを抑える効果もあります!
市販の歯磨き粉にも大体入っているので、既に日常的に使われている方も多いかと思います!裏の成分表に『モノフルオロリン酸ナトリウム』『フッ化ナトリウム』『フッ化第一スズ』のどれかが書かれていれば入っています🪥✨
・定期検診やクリーニングを受ける
毎日のセルフケアのみでは100%は磨ききれません。歯磨きでは落としきれなかった歯石や歯垢の除去を定期的に行えば、虫歯になりにくい口腔環境を作れます🍀*゜
また、虫歯も早いと1ヶ月で出来てしまう場合があります。初期段階では自覚症状がないため、気付けないことが多いです。定期検診で早いうちに発見し、小さいうちに治療できるようにしましょう✨
今回は細菌への対応策をお話しました😊
今すぐにでも始められるものばかりですので、是非まだの方は取り入れてみてください!
次回以降、また他の原因と対応策のお話をさせていただきます🍀.*
なにかお困り事がありましたら、いつでもご連絡ください🦷